
ドライアイスの意外な使われ方をご紹介
ドライアイスは、冷凍・冷蔵食品の冷却材料として活用されていることは、よく知られていますが、意外な使われ方もありますので、いくつか紹介いたします。
1. 害虫駆除
ドライアイスを密閉空間に置くことで発生する二酸化炭素が空気より重く溜まり酸欠状態を作り出します。これを利用して、シロアリやダニ、ゴキブリなどの駆除に使われることがあります。
2. 配管の凍結作業
配管工事の際に一時的に水の流れを止める必要がある場合、ドライアイスを配管の外側に巻きつけることで内部の水を凍結させバルブを閉めずに作業できることがあります。
3. ワインの酸化防止
ワインの保存時に、ボトル内に少量のドライアイスを入れることで、二酸化炭素が酸素と置き換わり、酸化を防ぐ手法が使われることがあります。
4. 電子機器の冷却テスト
高性能なコンピューターや半導体の耐冷テストを行う際、ドライアイスを使用して極低温環境を再現することがあります。特にオーバークロック(CPUを限界以上に動作させること)のテストでは、ドライアイスを使って冷却することもあります。
5. ガムや接着剤の除去
ドライアイスをガムや接着剤の上に置くと、極低温で素材が脆くなり簡単に剥がすことができます。床や衣服にこびりついたガムを取るのにも便利です。
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